或る元玄関開けたらいる人のブログ~JW二世という人生~

エホバの証人(JW)二世として生まれ育ちました

はじめに

2023年は、二世として組織の中でずっと生きてきた私がエホバの証人(以下JW)を辞める決断をしてちょうど10年になる節目の年になる。

同時にバプテスマを受けて20年になる年でもある。

この年に、今までにないような大規模なJWに関する各種媒体での報道がなされるのは感慨深いものがある。

10年経っても人間の記憶は恐ろしいもので、集会や奉仕の夢を見ることがある。最近は段々と頻度は減ってきてはいるものの寝覚めの悪い朝を迎えることがあることは変わらない。

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このブログを始めようと思ったのは、自分のJWとして生きた二十数年の人生を思い返して過去を整理して未来に進んでいく糧とするとともに、この宗教のリアルを知ってほしいと思ったからです。

二世と一口に言っても、両親が信者の場合もあれば片親だけの場合もありますし、ずっと真理だと信じていた場合もあれば幼少期から渋々従っている場合もあり千差万別です。

境遇によって程度の差はあるとはいえ、みんな心身ともに少なくないダメージを負って育ち、組織を離れるという人生における一大決心をした(せざるを得ない状況に置かれた)わけで、そういった自分と同じ宗教二世という環境で苦しんだ方の本やブログなどを読むことで精神的に救われていました。

どうか私の経験を語ることで少しでも誰かの役に立てたら嬉しく思います。

稚拙な文章ではありますがお付き合いいただけましたら幸いでございます。

最後に、3月9日にドイツで発生した痛ましい事件の犠牲者の方に哀悼の意を表し序文を閉じさせていただきます。

 

 

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